会話が苦手でも克服する必要はない理由

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突然ですが私は人と会話することが苦手です。人見知りだし、仲良くなった友達と話をするときも、聞き役になることが多いです。

仕事で必要なコミュニケーションはとります。

若い頃は話をうまく広げられる人をうらやましく思ったり、『会話が上手くなるコツ』みたいなブログを読んで実践するも上手くいかずさらに落ち込んだり。

では、会話が苦手なんだけど、克服しなきゃダメ?と聞かれたら、

『頑張って克服しようと思わなくて大丈夫。』

と私は答えます。

《なぜ会話が苦手でも大丈夫か》

  1. 上手く会話ができない人と、コミュニケーションがとれない人は違う。
  2. 世の中には話すことが大好きな人がたくさんいるため、聞き役になる人も必要。
  3. 会話のキャッチボールがとぎれるくらいで友達でなくなるなら、最初から友達ではない。

1.会話が苦手だな、と思っている人は相手から聞かれたことに対して、『コレを言ったら相手はどう思うか、傷つかないだろうか』と不安に思い、自分の気持ちを伝えられないことがあります。

言葉を選んでいるうちに『間』ができてしまい、上手く会話が続かなくなってしまうのです。

でも大丈夫です。相手も全ての人が自分と同じテンポで話せるとは思っていません。何度か話をするうちに相手も『この人は会話が得意か、ちょっと苦手な人か』ということが分かってきますし、どういうテンポで話せば良いかを分かってくれるようになります

一方、会話が上手くてもコミュニケーションがとれない人はたくさんいます。自分が理解しているから相手も分かっているはず、と思っていたり、この人は好きじゃないからあまり話したくないと思っていると、説明不足のため伝えたいことが全く伝わっていなかった、ということがあります。

コミュニケーションがとれない人は、特に仕事においては致命的です。会話が苦手でも伝えるべきことをしっかり話していけば、相手はあなたの言葉を時間をかけて聞いてくれるようになります。

2.世の中には本当に話すことが好きな人がたくさんいます。そして話し好きな人同士が一緒にいると、お互いが話したいことを延々と話し続けるので終わりがありません笑。

聞き役の人が『うん、うん、それで?』と頷いてくれるだけで、話している人はとても気持ちよく話すことができます。なぜなら、自分の話を聞いて、肯定してもらいたい人がたくさんいるからです。

聞き役ができる人はとても重要なのです。

3.私は会話することが下手なので、友達から聞いた話もむやみやたらと他の人にしゃべることはありません。会社の同僚が妊娠していることを私に話してくれた時も、私は誰にも話さず、しばらく周りの人は気づきませんでした。

同僚は過去に流産した経験があり、安定期までは周りに知られたくない。でも、心配なこともあるから誰かに相談したいと思っていたようです。

『Aさん(私)は口が固くて安心して話せる。出産・育児のことをいろいろ相談したい』と言ってくれたとき頼りにしてくれる人がいるんだと嬉しかったことを覚えています。

会話が苦手な私にも友達がいます。何度か話して『この人は違うな…』と思われたら勝手に離れていきます。

でもそれでいいんです。

友達が多いことが幸せなんじゃない。むしろ、上手く話さなきゃと思いながら付き合い続ける友達は苦痛でしかない。

だからやっぱり私はこう言いたい。

『会話が苦手でも、無理して克服しようと思わなくて大丈夫』

《まとめ》

  • 会話が苦手でも、伝えるべきことを時間をかけて話せばコミュニケーションはとれる。むしろ仕事をする上ではこっちの方が大事。
  • 聞き役になれる人は重要。
  • 一緒にいてラクな友達は自然とできる。だから、会話が苦手でも無理して克服しなくて大丈夫。

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