人生楽しいことばかりではありません。誰にでも失敗や挫折はあると思います。
人生折り返し地点の今、私が経験した挫折とそこから学んだことを書きたいと思います。
大学受験で全て不合格になる
おそらく人生で最初の大きな挫折です。受験、全敗。
幸いにも両親がお金のことは気にしなくて良いと言ってくれて浪人することにしましたが、申し訳ない気持ちと絶望感はものすごく大きかった。
でも、落ちた理由は分かっていたんです。
『勉強している気になっていた』だけで、実際は『ほとんど勉強していなかった』
小6から塾に通わせてもらって高校は一応進学校と呼ばれる高校に進学しました。高校でも予備校に通い、何となく勉強している気分になっていた。
でも実際は通っていただけで。
英単語とか必死に覚えた記憶はほとんどありません。本当に無駄な時間とお金を使ってしまったと後悔しました。
一年間必死に勉強して、第一志望ではなかったけど何とか自分が勉強したかったことが学べる大学に合格。
4年間は本当に楽しかったです。高校とは違う広い世界がありましたね。
その後たくさんの人と出会い、いろいろな事を経験した今、大学受験に全敗したことは、決して人生に負けたわけではないと思っています。
もともと頭がいい人やどの大学でもいいという人は別として、自分が目指している大学はまぐれでは受かりません。
必死に勉強した人が全て目指す大学に受かるわけではありませんが、そういう人は、決して人生に負けたわけではありません。大学に受かることが人生のゴールではないからです。
大学に落ちたときはどん底に突き落とされ、ふさぎ込んだ気持ちになるかもしれません。
でもその先にある長い人生の、別のスタート地点に立っただけなのです。
浪人する、専門学校へ行く、就職する…いろいろな道のスタートにいます。
目指すゴールへの道は、決して一つではないはずです。
私が今働いている会社では、必ずしも大卒の人ばかりではありません。それでも自分の仕事に誇りを持って、その道のプロとなり最前線で働いている人がたくさんいます。
分からないことを聞くと何でも教えてくれるし、仕事の精度や意識の高さは尊敬しかありません。
学歴がどうであってもその人の知識と経験がその道のプロにさせるんだということをひしひしと感じています。
新卒で就職した会社を2年で辞める
新卒で就職した会社は、新しい部署を立ち上げる要員として採用されました。仕事にやりがいはあったし、お給料も良かった。
でも、当時は当たり前だった?居室で喫煙OK(私はタバコは吸いません)、残業毎日5時間、休日も契約書の半分ほどしかありませんでした。
夕飯は帰りにコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチを車を運転しながら食べていました。家に着くとお風呂に入ってすぐ就寝。そんな生活も2年で体調が悪くなり、会社を辞めることに。
就職氷河期と呼ばれていた時代で、転職先がすぐに見つかるとは思えなかったけど、これ以上続けられないほど体も心も壊れていました。
その後、医療事務の資格をとって病院に就職しました。
お給料は以前の半分ほどしかなかったけれど、残業はあまりなく、休日もしっかりありました。そして一緒に働く仲間にも恵まれ、充実した毎日を過ごすことができました。
私がこのとき大切だと思ったのは、『今の状況を自分が納得しているか』ということ。
新卒で入った会社も、我慢を続けた何年か先にそれが報われる結果があるのなら納得できたんだと思います。
でも、先輩も上司も同じく激務の毎日。5年間頑張っても今と同じ勤務体制かもしれないと思ったら、自分が納得できなかった。
甘いと言われるかもしれません。
でも私は、周りの人に何と思われようが、自分が納得した生き方をしたいと思いました。
それに気付けただけでも、その会社に入った意味はあったと思いました。
3年半付き合っていた彼氏と別れる
失恋が挫折か、と思われるかもしれませんが、将来結婚するだろうと思っていた彼氏と別れることは私にとって大きな挫折でした。
それほど好きな彼氏だったので、嫌われないように努力していたこともあります。(それが問題で別れることになったのかもしれませんが汗)
- 車好きな彼氏が友達と車談義をするために何時間も同席させられたが、嫌な顔をしたことはない
- やせている人が好みだったので、太らない努力をした
- くせ毛がコンプレックスで矯正をしていたが、もともとストレートだと言っていた(彼氏がストレートが好きかは分からない笑)
思い出すとおかしなことばかりですが、当時は必死でしたね。もし結婚していたらくせ毛なんてそのうちバレるのに笑
恋愛の段階で自分を良く見せようと頑張ることはいいことだと思うし、少なからずみんなやっていることだと思います。
ただし、結婚を考えているなら、一緒に住むことを想定して無理な努力はしない。
体質のうそをつき続けることは大変。(私の場合、くせ毛)
誰かと一緒に生活することは多少の気は使うものです。だからこそ素の自分でいられる相手と一緒にいたいと思いました。
夫が自己破産をする
子どもが2人いる私の夫が自己破産をしました。
義父の商売が失敗し、保証人になっていた夫に支払い義務があったのですが、とても払いきれる金額ではなかったためこの決断に至りました。
借りたお金を返すことができなかったこと、ご迷惑をかけてしまった方がいることは素直に申し訳ないと思い、反省しなければいけません。
そして、2度と自己破産をするようなことがないよう、しっかりと生活していかなければいけないと思っています。
自己破産と聞くと、それまでの生活が一変すると思っていたのですが、ほとんど変わっていません。
夫はクレジットカードが持てなくなったなどの不便はあるようですが、少なくとも私や子供たちには何の変化もありません。
住む家(賃貸)も、学校も、職場も変わっていません。
これからも反省を続けながら今の生活ができるように頑張ろうと思っています。
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