夫が自己破産した後の生活は何が変わったか

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夫が自己破産をして1年が経ちました。我が家は夫(40代)、妻(40代)、長男(中2)、次男(小5)の4人家族です。自己破産後、妻である私の生活で変わったことは?と聞かれたら迷わずこう言います。

『何も変わっていません』

自己破産前の職場と変わっていません。(もちろん、職場に夫が自己破産したことは知られていません。)

子供たちは自己破産前の学校と変わっていません。(子供たち自身、父親が自己破産したことを知りません。)

住んでいる場所も変わりません。(元々、賃貸のアパート暮らしでした。)

夫の生活も、私や周りの人から見れば何も変わっていないように見えます。

スマホも変わらず使えます。

ただし、自己破産をした夫本人はもちろん変わったことがあります。

クレジットカードの発行ができません。いわゆるブラックというやつで、10年間は発行することができません。デビットカードを使うことはできますが、基本、大きな買い物はできなくなりました。

自己破産直後から1年経った今も、何も変わることなく生活できています。

唯一変わったことは、借金返済という精神的・肉体的にあった不安や苦しみから解放されたこと。また、自己破産手続き中にあった弁護士や裁判所からの連絡や書類の送付など、TVドラマでしか見たことがなかった非日常的な毎日から解放されたこと。

お金はないけど、普通に暮らしていける幸せを感じられる。

『心が安定したこと』が唯一変わったことなのかもしれません。

ただし、自己破産によって多額の借金を免責したことで、迷惑をかけてしまった方がいること。社会的信用を失ったことは絶対に忘れてはいけないと思っています。

二度と自己破産をするようなことにはならないように、コツコツと前向きに進んでいきたいと思います。

《まとめ》

  • 夫が自己破産しても妻や子どもの生活は変わらない(連帯保証人になっている場合を除く)
  • 借金がなくなったことによる精神的な安定が大きい

※この記事は、自己破産を推奨するものではありません。

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