正確には自営業は義父で夫と私が従業員、みたいな働き方だったのですが。(今はその仕事は辞めています)
1階と2階が店舗、3階が自宅だったため、子どもが産まれて半年後には店が忙しいと呼ばれていました。
はっきり言って子育てしながら接客って、かなりハードです。でも、仕事もしなくちゃ食べていけない。そんな時に実際やったことを紹介しようと思います。
自営業と子育てを両立させるために実際にやったこと
店を子どもがいても大丈夫な仕様にした
1.プレイルームを作った
これはお客様のお子さんのためでもあるんですが、サークルで円をつくって遊べるスペースを作りました。おもちゃやテーブルとイスをおいてお絵かきなどができることで接客中に時間をつぶすことができます。
お客様のお子さんとうちの子が一緒に遊ぶこともよくありました。
2.子どもにとって危険と思われるところを徹底的になくした
これもお客様のお子さんのためでもありますが、ストーブに囲いをつける(商品の性質上、乾燥しないためにストーブの上に水を貯めて加湿していた)とか、角に保護カバーをつけるとか。
接客中、いつもおんぶできればいいのですがそれも難しく。ちょっと目を離した隙に怪我をされると困るので、子どもの目線に立って危険なところを探しました。
3.店に行くことを嫌がらせない工夫をする。
『店に行く=つまらない』だと、店に行くことを嫌がります。手伝いに来て!!と言われても子どもを説得する時間が必要になると大変です。
うちは店のパソコンで好きな動画を見てもOKとしていたので、それを楽しみに店に行くことも多かったです。
店に出る前の準備
卒乳前は準備も大変ですが、途中で家に戻る(うちは階段を上るだけですが)となると大変です。しっかり準備をしてから店に出ます。
- 授乳セット(ほ乳瓶、粉ミルク、お湯)
- おむつ、おしりふき
- 気に入ったおもちゃ
- ご飯やおやつ
- 着替え(食べこぼした時やトイレトレーニング中は必要だった)
どうしてもダメなときは頼る・断ることも必要
特に授乳中はNGでした。途中で授乳をやめて接客をするなんて子どもがかわいそうだったので、夫に『あと30分待って!』と断りました。
また、店で授乳をしていてお客様が来たときも同様、理由を話して少し待ってもらったり、忙しいときはお客様がうちの子どもと遊んでくれたり。
おむつを替えていたり着替えの途中でもやはり子ども優先。そんなときに怒るお客様がいた記憶はありません。
まとめ
子どもを店に連れて行くときは、店の一部を子どものプレイルームにしたり危険なところがないか徹底的に確認する必要があります。
また、子どもが店で過ごすために必要な物をしっかりと準備することも大切です。
ただし、授乳やおむつ替えなど今は子どもの方が優先だと思ったときには他の従業員や時にはお客様にも頼ったり断ったりすることも必要です。
いつもお客様優先だと心に余裕がなくなってしまいます。仕事と子育て、どちらも大変なことをしているのだから、周りの人に助けてもらいながらこの時期を楽しく乗り越えられたらいいですね。
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