母乳育児とミルク育児を経験した話

子育て

母乳で育てたいと思っている時にネットでいろいろ調べていると、『母乳育児成功のための~』という文章がたくさんでてきます。

赤ちゃんが産まれると勝手に母乳が出て、赤ちゃんに吸わせれば何の苦労もなしで飲んでくれると思っていた私は、上手くいかない母乳育児にイライラしながら何度もこれらの文章を読んで努力しました。

長男は上手く飲ませることができずに3ヶ月で完全ミルクに。一方で次男は完全母乳で育てられたので、その経験を書こうと思います。

なお、このブログは母乳を推奨、または粉ミルクを否定するものではありません。ミルクで育った長男も、母乳で育った次男も元気いっぱい成長していますよ!

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母乳を上手く飲めなかった理由

陥没乳首だったため

一番の理由は陥没乳首だったためです。しかも私は長男が産まれるまで自分が陥没乳首だってことに気づきませんでした。

産まれる前に赤ちゃんが吸いづらい形だと分かっていれば、マッサージなどで乳首を柔らかくして吸いやすい状態にすることができます。

長男は陥没乳首でさらにマッサージもしていない固い乳首を一生懸命吸おうと頑張ってくれましたが、上手く吸うことができずいつも泣いていました。

極度のストレスがかかっていた

当たり前に母乳で育てられると思っていた私は、極度のストレスを感じていました。それでなくても出産後は体の痛みや寝不足のため体の負担は大きく、ついには発疹が出てしまいました。

皮膚科を受診し、疲れとストレスで免疫力が下がっているところにウイルスなどが入り込み、アレルギー反応がでたとのこと。

大したことはなかったので良かったですが、ここまで追い詰められていたことに初めて気づき、これでは赤ちゃんのためにも自分のためにも良くないと考え直しました。

ストレスを抱えると、母乳を作るために必要なホルモンが出にくくなってしまうそうですが、何よりもイライラしている自分が嫌だったんです。

母乳と粉ミルクの違いは?

それぞれに良いところがある

栄養的にはどちらをあげても大丈夫ということは良く言われています。

母乳の良いところ

何と言っても自分の体さえあれば授乳できるところ。

家ではもちろん、いつでもどこでも授乳できます。ただし、外出先に授乳室がない場合があるので、授乳ケープがあると安心です。

逆に授乳ケープさえ持ち歩けば何もいりません。

粉ミルクの良いところ

お母さんがいなくても、誰でも授乳することができることです。

ほ乳瓶やお湯、粉ミルクなど必要な物をそろえておかなければいけませんが、お父さんでもおばあちゃんでも保育士さんでも、誰でも授乳できるところが良いところです。

なぜ次男は完全母乳で育てられたか

お母さんの心が安定していることが一番大事

粉ミルクでも栄養的に問題がないことは分かっていたし、私以外の人でもミルクをあげられる便利さも理解していました。

でも、理屈抜きで母乳で育てたかった。それは私がお母さんだから。自分のために。ただそれだけでした。

結局、長男は3ヶ月で母乳を諦めました。その頃には吸い付く前に泣き出すように。もう罪悪感しかなかった。母乳で育てられなくてごめんねって。

でも、長男は『ほ乳瓶、飲みやすくて最高!!栄養も問題ないし、ミルクにしてくれてありがとう』と思っていたかも笑。

長男に対する罪悪感だと思っていたのですが、しばらくして自分に対する負い目だったことに気づきました。

そんなことがあり、次男を妊娠したときには母乳育児にもう一度チャレンジできるか看護師さんに相談しまして。

私の乳首を見るなり、『うん、大丈夫だよ』って。安定期に入ってから赤ちゃんが吸いやすいようにマッサージを始めました。

正直、本当に母乳育児ができるのか半信半疑でしたが、長男もミルクで育てたし、やるだけやってダメだったらまたミルクでも良いかな、くらいの気持ちになることができていました。

そして次男誕生後、最初は上手く吸うことができなかった次男も、何度か吸わせているうちに…ついに母乳を飲んでくれるように!!

私の場合、最初10回くらいは母乳がでないまま次男が吸ってくれないと、乳首が吸いやすい形になってくれないんです。でも次男が少しずつそんな乳首に慣れてくれて、『しばらく吸わないとお乳出ないんだよね~』と分かっているかのように必死に吸ってくれるように。

だんだんと母乳の量も増えて完全母乳になることができました。

なぜ母乳育児ができたか?と聞かれたら、気楽な気持ちでできたから、と答えます。

マッサージの効果ももちろんあると思いますが、ダメだったらミルクでOKと自分を許していたので、本当にストレスがありませんでした。

赤ちゃんって本当にかわいくて、いとおしくて、唯一無二の存在だけど。子育てって辛いことや想像してたのと違うって思うことも多々あると思います。

お母さんが安心してストレスが少ない子育てができるといいなぁと思います。

まとめ

《まとめ》

母乳育児が上手くいかない理由はいろいろあるけど、私は陥没乳首とストレスが原因だった。

次男は産まれる前のマッサージとストレスをなくすことで完全母乳に。

母乳はお母さんの体があれば授乳ができ、ミルクはほ乳瓶などの準備ができれば誰でも授乳ができる良さがある。

ちなみに、ミルクで育った現在中2長男、母乳で育った小5次男は共に元気すぎるくらい元気で、食欲旺盛!!やっぱり、母乳じゃなきゃダメなんてことなかったな、と思っています。

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